ラグビートップリーグ(TL)のサントリーは3日、ニュージーランド代表SO/FBで16、17年に世界最優秀選手賞に輝いたボーデン・バレット(29=ブルーズ)と契約を結んだと発表した。契約は21年シーズンの1年間とみられ、年俸は英デイリーメール紙(電子版)によれば78万ポンド(約1億500万円)。サントリーはB・バレットの来日後に入団会見を開く予定。
オールブラックスで通算83キャップを誇るB・バレットは、10年に同国の7人制代表に選出されると、翌11年にハリケーンズでSRデビュー。12年には15人制でも代表に初選出され、13年11月には東京・秩父宮ラグビー場で行われた日本代表戦にも15番で先発フル出場し、1トライ2ゴールを挙げた。W杯は15、19年と2大会連続で出場。昨年の日本大会では弟のスコット、ジョーディーとの3兄弟同時出場の偉業を果たした。
B・バレットはニュージーランド協会やブルーズと23年までの契約を結んでおり、今回の来日は同国協会が一部のトップ選手のみに許すサバティカル(長期休暇)制度を利用するもの。新型コロナウイルスの影響で打ち切りとなった今季のトップリーグでも、ブロディ・レタリック(神戸製鋼)やサム・ホワイトロック(パナソニック)が同制度を利用して来日している。
サントリーは今季限りでFB松島幸太朗やSOマット・ギタウ、小野晃征が退団。両方のポジションをこなし、世界屈指の攻撃力を誇るフットボーラーの加入は大きな戦力補強となる。また司令塔としてプレーする場合は、日本代表のSH流大や期待の新人・斉藤直人とのコンビネーションにも注目が集まる。
B・バレットはサントリーを通じて「私はサントリーサンゴリアスへの入団をとても楽しみにしていますし、家族としても日本のライフスタイルや文化を経験できる事を楽しみにしています。2019年のラグビーワールドカップの期間、日本で過ごした時間は大好きな時間であり、その時の経験が、是非また日本へ戻りたいと思うきっかけになりました」とコメントした。
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2020-07-03 05:34:38Z
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