阪神大山悠輔内野手が約2年ぶりの左翼守備に就いた。4番三塁で先発出場し、5回の守備から左翼に回った。18年8月19日のヤクルト戦(神宮)以来、658日ぶりの左翼守備。5回1死から甲斐の左前打を処理すると、6回には代打今宮の飛球を無難に捕球した。

大山は「何日ぶりというのは関係なく、守ってる以上はしっかりやるだけです。(ポジションのこだわりについて)中途半端になってしまうとチームにも外野手の方にも迷惑がかかってしまうので、与えられたポジションを全力でやるだけです」と語った。

矢野監督は「サードのマルテの状態もいいので。いろんなオプションを増やすところで、大山もレフトをやれるのがこちらの選択肢として増えてくるところ」と語るなど、オーダーの選択肢を増やす狙いがあるようだ。さらに「外野をやれるとなればアイツ自身の出るチャンスも広がる部分もあるし、チーム内の競争も、より激しくなる。そういうところではちょっと(本人と)話をして」とも説明した。