[6.27 ブンデスリーガ第34節 ブレーメン6-1ケルン]
ブンデスリーガは27日、最終節を各地で行い、日本代表FW大迫勇也が所属する降格圏17位のブレーメンは14位ケルンと対戦し、6-1で勝利した。16位デュッセルドルが敗れたため、ブレーメンは自動降格を回避し、プレーオフ圏16位に浮上。6試合連続の先発となった大迫は右シャドーでプレーし、ドッペルパック(1試合2得点)を達成するなどチームを牽引した。
前節で自力残留の可能性が消滅したブレーメンがプレーオフに回る16位に浮上するには、今節の勝利が絶対条件。勝利してもデュッセルドルフの結果次第では40年ぶりの降格が決まる背水の陣で、先制のネットを揺らしたのは大迫だった。
前半22分、PA手前の位置からMFマキシミリアン・エッゲシュタインがグラウンダーのシュートを放つと、ゴール前で反応したのは大迫。左足トラップで持ち替えて迷わず右足を振り抜くと、ゴール右上隅に突き刺さした。
大迫は2試合連続ゴールで今季7点目をマーク。前半28分には大迫のパスを受けたMFミロト・ラシカが2点目を挙げると、前半30分にはFWニクラス・フュルクルクがネットを揺らし、3-0で前半を折り返した。
ブレーメンは攻撃の手を緩めず、後半10分にMFデイヴィ・クラーセンが4点目を挙げると、その3分後の後半13分だった。後方からのフィードで右サイドを駆け上がったDFテオドール・ゲブレ・セラシェが折り返すと、走り込んだ大迫が右足で突き刺した。
大迫は今季2度目のドッペルパック(1試合2得点)を達成し、今シーズン8ゴールを記録した。ブレーメンは6-1で勝利をおさめ、今季ホーム2勝目を挙げた。他会場でデュッセルドルフがウニオン・ベルリンに敗れたため、ブレーメンが16位に浮上し、ブンデス2部3位チームとの入れ替えプレーオフに回る。
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2020-06-27 21:47:18Z
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