米キヤノンは同社のカメラをWebカメラとして使えるようにするソフト「EOS Webcam Utility Beta」のMac版をβ公開した。同社EOSの一眼レフ、ミラーレス一眼、コンパクトカメラのPowerShotに対応する。対応するmacOSはHi SierraからCatalinaまで。
一眼やミラーレス、コンデジとPCをUSBケーブルで接続してWebカメラにするアプリはキヤノンが最初に投入し、富士フイルムが続いた。ソニーのVlogger向けコンデジ「ZV-1」もWebカム対応を7月頃に予定しているが、いずれもWindows 10搭載のPCのみが対象だった。Macで高画質の映像をWebカムとして使うには、UVC(Universal Video Class)に対応し、ソフトなしで利用できるSIGMA fpしか選択肢がない状況だった。
ただし、まだβ版ということもあり、macOS MojaveとCatalinaで使う場合にはFaceTime、Skype、Zoom、WebExといった主要なビデオ会議アプリとの互換性がなく、Skype、Zoom、WebExはGoogle Chrome上で利用する必要がある。Safariとの互換性はない。
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