バルテリ・ボッタスのマネジメントは、2021年のレッドブル・ホンダF1移籍も視野に入れて動いていると F1-Insider が報じられている。
バルテリ・ボッタスのメルセデスF1との契約を2020年末に期限を迎えるが、チーム代表を務めるトト・ヴォルフは当面の契約交渉は望んでいない。したがって、ボッタスは選択肢を検討しており、現在、レッドブル・レーシングF1との契約の可能性さえ調査しているという。
2017年のメルセデスF1加入したバルテリ・ボッタスは、1年ごとの契約しか結ぶことができておらず、毎年、残留をかけて戦わなければならなかった。すでにバルテリ・ボッタスはシート喪失のプレッシャーの元でドライブすることを望んでいないことを示しており、しばらく新しい契約交渉を行わないというトト・ヴォルフの声明は適切なメッセージとして捉えられなかった可能性がある。
セバスチャン・ベッテルがフェラーリF1を離脱したことにより、メルセデスF1加入の噂もささやかれている。親会社であるダイムラーは、ドイツ人ドライバーであるベッテルの加入をプッシュしているとも言われている。その場合、バルテリ・ボッタスはシートを失うことになる。
今週初め、バルテリ・ボッタスのマネージャーであるディディエ・コトンは、2021年のルノーF1のシートについてチーム代表のシリル・アビテブールと会談したと報じられている。ルノーF1は、ダニエル・リカルドのマクラーレン移籍が決定し、経験豊富なドライバーが不在おtなる。
だが、ディディエ・コトンが探りを入れたのはルノーF1だけではないようだ。 F1-Insider は、ディディエ・コトンがレッドブルのF1チーム代表であるクリスチャン・ホーナーをディナーに招待したと報道。
レッドブル・ホンダは、2023年までマックス・フェルスタッペンと契約を結んでいるが、アレクサンダー・アルボンの契約は2020年末で満了する。だが、アルボンはフェルスタッペンの理想的な“ナンバー2”だと考えられており、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、アルボンが2019年と同じ進歩を示した場合、契約を延長する可能性を示唆している。
2021年のレッドブル・ホンダF1のシートには、セバスチャン・ベッテルも関心を示していることが明らかになっている。ヘルムート・マルコは、2021年のベッテルの復帰についてレッドブルでの“あらゆるバリエーションと可能性”を模索したが、残念ながら、その可能性は“存在しなかった”と語っている。
興味深いことにディディエ・コトンによって共同設立されたドライバーマネジメント会社であるACESには、パートナーとしてトト・ヴォルフが含まれている。したがって、トト・ヴォルフは、バルテリ・ボッタスに関してすでに決断を下しており、別のシートを見つけるようコトンに促したのではないかとも解釈されている。
カテゴリー: F1 / バルテリ・ボッタス / レッドブル / ホンダF1
2020-05-24 22:37:03Z
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