プロ野球とＪリーグが新型コロナウイルスの感染拡大に連携して対応するために設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第６回会議が２３日、Ｗｅｂ会議システムで行われた。
全国に緊急事態宣言が発令され、現時点ではプロ野球の開幕、Ｊリーグは公式戦再開の日程が不透明な状況。会議後、Ｗｅｂ会見に出席した専門家チームの賀来満夫氏（東北医科薬科大学）は「いろんな課題もあるが、プロ野球、Ｊリーグは世の中に感動、勇気を与える」としたうえで、「緊急事態宣言がある中で再開するのは難しい。（解除後は）どういうことに注意しながら開催するのか。まずは無観客という形になると思うが、選手、スタッフの健康管理をどうしていくか。開催に向けてのプロトコル、ガイドラインを作っていく」とした。
無観客での開催検討について、ＮＰＢ・斉藤コミッショナーは「無観客でもスタートしたいという気持ちはある」とする一方で「無観客でもリスクがあるわけで、５月６日以降に宣言が行われているか分からないが、移動の規制やソーシャルディスタンスの話もある。国民の皆さまの理解が得られないと難しい」と慎重な姿勢。Ｊリーグ・村井チェアマンは「ひとつの方法論として、無観客も想定しなければいけない。ただ、無観客試合も相当な洞察も必要。細かなシュミレーションをしないといけない」と語った。
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2020-04-23 03:21:15Z
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