侍ジャパン稲葉篤紀監督(47)がロッテのドラフト1位、佐々木朗希投手(18=大船渡)がプロ入り後、初対面した。

6日、沖縄・石垣島キャンプを視察。タイミングが合わず、練習している様子は見られなかったが、代表候補の種市のブルペン投球をチェックしている際にあいさつを受けた。

「少し緊張感はありましたね(笑い)。少しでもジャパンに対して意識してくれれば。井口監督に聞いても期待していると言っている。私も期待したい1人で温かく見守りたい」と話した。

キャンプ視察は首脳陣、選手へのあいさつ回りが主目的だが、固定観念を取り払って逸材を求めている。慣れぬ環境での1年に「あせらず、成長してほしい」と話しながら「吉井投手コーチからも『五輪を見据えながら育てていく』と話してもらった。吉井コーチが言うということはそれだけのものを持っていると思うし、こちらも固定観念を持たずにというところでは、まだまだルーキーではあるが、半年あるし、しっかり見ていきたい」と未知なる可能性に期待した。