フィテッセは23日、MF本田圭佑の退団を発表した。11月6日の加入から、わずか48日後の退団となった。
昨季限りでメルボルン・ビクトリー(豪州)を退団してフリーとなっていた本田。カンボジア代表の実質的な監督を務める傍ら、移籍先を模索して自身のツイッターを通じ、マンチェスター・ユナイテッドや古巣ミランに“逆オファー”も試みた。すると、CSKA時代の指揮官だったレオニード・スルツキー監督が率いるフィテッセに練習参加し、11月6日に加入が正式発表された。
11月24日のエールディビジ第14節スパルタ戦で約半年ぶりの公式戦出場をスタメンで飾り、続く第15節ヘーレンフェーン戦ではフル出場。しかし、ともに勝利を逃したチームは5連敗となり、ヘーレンフェーン戦後に“恩師”スルツキー監督が辞任することになった。第16節からジョゼフ・オースティング暫定監督が指揮を執ると、本田はベンチスタートに。翌17節トゥエンテ戦ではフル出場して7試合ぶりの白星獲得に貢献したが、22日の第18節VVV戦ではベンチ外となっていた。
本田は自身のツイッターで、「私の使命はクラブの状況を変えることだったが成功しなかった。レオニード・スルツキーはクラブを去り、私はその責任を感じている。だから、冬を過ぎてもここでプレーすべきだとは思わない。チームメイトやサポーターの皆さんに感謝します」と英語で説明。また、クラブは公式ウェブサイト上で本田への感謝を示し、「将来の成功を願っている」とした。
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2019-12-23 11:17:00Z
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