◇28日 ロッテ4―3オリックス(ZOZOマリン)=7回裏2死降雨コールドゲーム
激しい雨で試合開始が41分遅れる悪コンディションの中、ロッテの小島和哉投手が7イニング3失点(自責点2)と粘って、1カ月ぶりの5勝目を挙げた。
1回に森の適時二塁打で先制を許し、3回も森の適時二塁打と友杉の落球で1点差に詰め寄られた。しかし、4回から7回までは打者12人を抑える完全投球をみせて、しっかり立ち直った。
1回に森の適時二塁打で先制を許し、3回も森の適時二塁打と友杉の落球で1点差に詰め寄られた。しかし、4回から7回までは打者12人を抑える完全投球をみせて、しっかり立ち直った。
「前回も良くなかったのにチャンスをくれたので、頑張らないといけないと思っていた。ちょっとホッとしています」
1週間前のソフトバンク戦(北九州)では1回に6本の安打を集められて4失点。ビッグイニングを献上する悪循環が止まらなかった。「普通に考えてファームだろうなと。もう一回やり直すしかないなと前向きに思っていたんですけど、そのときに晋吾さん(小野投手コーチ)が『吉井さんはコーチミーティングの時に、登板間隔を空けるとか下に行かすという話すらしていないよ』と。『もう普通に、その次の(登板を)という話をしていたよ』って言われたときに頑張らないとなと思った」。指揮官の期待に発奮し、この1週間はランニングやウエートトレーニングの量を思い切って減らし、調整のルーティンをすべて見直しながら原点回帰を図った。
この日は「美爆音」として知られる千葉・習志野高の吹奏楽部が、ずぶぬれになりながら演奏で盛り上げ、選手を応援。「僕も本当に習志野高校野球部の一員になれたような感じ。雨の中、一生懸命応援してくれたし、きょうの勝ちは習志野のみなさんのおかげだと思う。新鮮な気持ちで野球ができた」。3連敗後、初心に返った小島が、ようやく白星を手にした。
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2024-06-28 13:37:06Z
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