ドジャース大谷翔平投手(29)が2試合連続の今季2号本塁打を放った。初見参となる敵地でのカブス戦に「2番DH」で出場。5回の第3打席で右翼へ今季2号2ランを放った。

リグリーフィールドでの本塁打は、初めて。110年前の1914年開場で、メジャーではレッドソックスの本拠地フェンウェイパークに次いで2番目に古い球場。元祖投打二刀流のベーブ・ルースもブレーブス時代の1935年5月21日に本塁打を放った地で、89年後に歴史を紡いだ。

メジャー通算では、173本塁打となった。日本人最多、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜の175本まで、残り2本となった。

カブス戦での本塁打は、エンゼルス時代の23年6月6日にエンゼルスタジアムで打って以来、通算2本目。通算4試合目の出場なので、2試合に1本と相性がいい。

大谷はエンゼルスで最後のシーズンとなった昨季、打者として135試合に出場し自身2番目となる44本塁打を放った、初めてア・リーグ本塁打王に輝いた。最多は21年の46本塁打で、この年はリーグ3位だった。

<大谷の年度別本塁打>

18年=22本

19年=18本

20年=7本

21年=46本

22年=34本

23年=44本