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Monday, April 22, 2024

「エコバッグ難民」の私がたどり着いたのは、2000円の防水バッグだった - Business Insider Japan

エコバッグが苦手だ。

使用後に折りたたむことが面倒臭いし、見た目もまさに「お買い物」といった形状で、それ一つでオールラウンドに使いづらい。

かといって普通のカバンやトートバッグでは携帯性が悪い。

トートにもサコッシュにもなるドライバッグ

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nahe「Dry Bag S - 2WAY 」税込1980円

撮影:山中将司

そんなエコバッグ難民の私が見つけた最適解が、nahe(ネーエ)のドライバッグだ。

ドライバッグというのは、カヌーなどのウォーターアクティビティの際に大切な荷物を水や湿気から守るためのバッグで、防水性に優れている。

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撮影:山中将司

そして、このドライバッグはロールトップ(口をくるくる巻く部分)を持ち手にすることができるため、

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撮影:山中将司

この写真のように、手提げかばんとして使うことができるのだ。

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撮影:山中将司

ドライバッグの両端にストラップの紐を通すとサコッシュにもなる。個人的にはこの使い方をすることが一番多い。

公式から別売りのコードストラップも用意されているが、どんなストラップでも着用可能だ。私はダイソーで買った110円のストラップをつけている。

メインの荷物が入る気室に加え、表面のファスナーから簡単にアクセスできる気室もあるので、財布などを取り出すときに便利だ。

くるくる巻き上げて簡単収納

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撮影:山中将司

私がエコバッグに一番フラストレーションを抱えていた折りたたみ問題も、このドライバッグなら簡単だ。

薄手のナイロン素材のため、ボディ下部からくるくると巻き上げ、最後はバックルをパチっと留めるだけでこのサイズ感になる。

ベルト状になっているため、他の荷物の持ち手部分に巻きつけてもいい。自転車のフレームなどに巻いておいて、必要な時に取り外すといった使い方も便利だ。

使い勝手のいいファスナー

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撮影:山中将司

私はもともとアウトドアメーカーでデザイナーをしていた。マニアックな話になってしまい恐縮だが、元同業者としてはこの止水ファスナー(水を弾く加工がされているファスナー)の使い勝手に驚いた。

レインジャケットなどで採用されているこのプラスチック製のファスナーは見た目はいいのだが、金具とファスナーの素材部分の摩擦抵抗が多く、力を入れないと開けにくい。

しかしこのカバンに採用されているファスナーは弱い力でもスッと開け閉めができる。指フックがついているため力を一点に集めることができるためスムーズな開閉を可能にしているのかもしれない。

高い防水性

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撮影:山中将司

ドライバッグのため、水が侵入しない(または漏れ出さない)ように内部がシリコンコーティングされている。そのため雨の日でも安心して中の荷物を守ることができるため心強い。

防水性があるのでサウナで濡れた服も入れることができ、まさに日常のオールラウンダーとして大活躍している。

10インチのiPadも楽々飲み込む

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撮影:山中将司

今回取り上げたドライバッグは容量4リットルのSサイズだ。それでも、幅は28センチ、高さは38センチあるため、10インチのiPadや1リットルの牛乳パックでも難なく収納できる。

荷物量に合わせてロールトップを巻けば高さを可変できるので、スーパーで買いすぎてしまった時でも安心だ。

旅行でも使いたい場合や、この容量で満足できない方には2.5倍の容量(10リットル)があるLサイズをお薦めする。

難点をあげるとすると、個人的にはカラーバリエーションに奇抜な色が多いと感じた。無難な黒以外に、ビビッドな黄色とオレンジ、そしてこのターコイズの4色展開なのだが、消去法でターコイズとなった。上品なグレージュなどのカラーがあれば日常生活でも違和感なく使用できそうだ。

結論として、ここまでのプロダクトを2000円という低価格で提供てきていることに驚きを隠せない。毎日の相棒としてこのカバンに出合えてよかったと感じている。

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