星稜(石川)が阿南光(徳島)に快勝、春のセンバツでは初めての4強入りを決めた。同校は夏の選手権では2度の準優勝がある。92、95、18、22年春はいずれも準々決勝敗退。松井秀喜(元ヤンキース)、奥川恭伸(ヤクルト)も果たせなかった4強。そして山下智将監督は元監督の父智茂氏も超えた。

今大会初先発、背番号18を付けた2年生右腕・戸田慶星が快投を演じた。2安打無四球、6三振を奪い完封した。

打線は1回に4番萩原獅士の適時打で先制。2回には4連打で3点を追加。4回にも1点を奪った。

阿南光は2年生右腕の大坂将太が先発したが2回途中4失点と試合をつくれず。エース吉岡暖を2回から投入。吉岡は1失点と踏ん張ったが打線が援護できず初の4強入りを逃した。