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Sunday, February 25, 2024

WBC王者・中谷潤人がWBA王者・井上拓真戦を「視野に入れている」 - au Webポータル

WBC王者・中谷潤人がWBA王者・井上拓真戦を「視野に入れている」 - au Webポータル

本紙を手に笑顔の中谷潤人(カメラ・清水 武)

◆プロボクシング ▽WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇中谷潤人 (6回TKO) 王者アレハンドロ・サンティアゴ●(2月24日、東京・両国国技館)

 WBC世界バンタム級王者アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)を6回TKOで破り、新王者となった中谷潤人(M・T)が25日、都内のホテルで記者会見。「タイトルを獲得して、新たなビジョンが見えてくる。パウンド・フォー・パウンド(PFP、階級を超えた最強ランキング)を目標にしているので、ビッグファイトをしていきたい」と新たな意欲を示した。

 フライ級(50・8キロ以下)、スーパーフライ級(52・1キロ以下)はいずれもWBOで、WBCのベルトを巻くのは今回が初めて。子供の頃からずっと目標にしていた緑のベルトだけに、マネジャーとしてサポートしてきた弟の龍人さんは「1ラウンド目からすごく集中していた。入り方がよかったので安心して見ていられました。(最初のダウンを奪った)左ストレートをしっかり決めてさすがだなとおもった。WBCのベルトを欲しがっていたので、ベルトを持っている姿を見てジーンときた」と笑みを浮かべた。

 次戦については未定だが、指名試合となれば、対戦相手にはWBC1位のビンセント・アストロラビオ(フィリピン)が浮上する。昨年5月、ジェーソン・モロニー(オーストラリア)とWBO王者を争った(判定負け)強豪で、井上尚弥(大橋)とスーパーバンタム級の世界4団体統一戦を戦った前WBA&IBF王者マーロン・タパレス(フィリピン)のスパーリングパートナーを務めた。

 アストロラビオについての研究はまだ行っていないが、「今のところ、どういうタイミングになるかわからないがビッグファイトをやりたい」と話しており、同じ日にWBA王座を9回TKO勝ちで初防衛した井上拓真(大橋)との統一戦も「視野に入れている」という。「そこらへんはタイミング、ですね。決まれば頑張りたいです」と話していた。

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2024-02-25 06:33:00Z
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