【ロサンゼルス=帯津智昭】ポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指すオリックスの山本由伸投手(25)が、同システムで獲得できる選手として全30球団に公示されたと、大リーグ公式サイトが20日(日本時間21日)、伝えた。
交渉期間は45日間で、米東部時間21日午前8時(同21日午後10時)に解禁となり、来年1月4日午後5時(同5日午前7時)までとなる。
同サイトは「山本は今年、先発投手として最も高額な契約、おそらく2億ドル(約300億円)をはるかに超える契約を結ぶと予想されている」と報じ、ヤンキースやドジャースなど多くの球団が関心を示していると指摘した。
山本は宮崎・都城高から2017年にドラフト4位でオリックスに入団。今季は16勝6敗で、史上初となる3年連続で投手4冠(勝利数、防御率、勝率、奪三振)に輝き、3年連続で沢村賞も受賞した。今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも、日本代表「侍ジャパン」の14年ぶりの世界一に貢献した。
2023-11-20 21:15:00Z
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