打った瞬間にそれと分かる強打を放った大谷。その打撃に賛辞が止まらない。(C)Getty Images
もう大谷翔平(エンゼルス)が止まらない。
現地6月17日に敵地で行なわれたロイヤルズ戦で、大谷は「2番・指名打者」で先発。3打席ノーヒットで迎えた第4打席に特大弾を放った。
【動画】エグすぎる133メートルの特大弾! ナインもひれ伏した大谷翔平の23号アーチをチェック
7回表に1死無塁で4度目の打席を迎えた大谷は、相手右腕テイラー・クラークが初球に投じた外角への88.4マイル(約142.2キロ)のチェンジアップを強振。ボールはあっという間にバックスクリーンへ到達し、打球速度110マイル(約177キロ)、飛距離437フィート(約133.2メートル)をマークする23号ソロとなった。
メジャー全体でもピート・アロンソ(メッツ)を抜いてトップに躍り出る一発は、自身通算150号というメモリアルアーチともなった。
直近15試合で8発目だ。しかも、その間に大谷は打率.429、出塁率.535、長打率1.000と軒並みハイアベレージをマーク。ペースに年間51本塁打といよいよ量産体制に入ってきた感がある。
何よりも凄まじいのは、その打球だ。本人は22号を放った15日のレンジャーズ戦後に「もちろん結果もいいですけど、なるべくしてなっている感じがいいんじゃないかなと思います」と打席内での内容を手応え十分に語っていたが、まさにそれが活きているのだろう。このロイヤルズ戦で放った一発もバックスクリーンに打った瞬間にそれと分かる一打だった。
2023-06-18 02:51:52Z
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