世界の素敵なバッグたち
バッグは私たちの毎日に欠かせないもの。だからこそ世界中でさまざまなバッグが生まれ、そこにはその国々の伝統や文化が垣間見えたりするものだ。ここ日本から、海の向こうのあの国まで……世界中の素敵なバッグを、ちょっと覗いてみましょうか。
土屋鞄製造所
日本の通学鞄といえばランドセル。1965年、まさにそのランドセルづくりからスタートした《土屋鞄》の核となるのは、6年間毎日使っても壊れない丈夫な鞄づくりのノウハウ。しっとりと柔らかいオイルヌメ革を用いた「アンティックボストン」は、使い続けることで色艶が深まり、自分だけの相棒となっていく。
バッグ¥95700[H43.5×W28×D18cm]/土屋鞄製造所(土屋鞄製造所 お客様サポート係) 、コート¥69300/YAECA WRITE(ヤエカ)、スカーフ¥33000/MANTERO(ともにスティーブン アラン シンジュク)、メガネ¥36300/pine(フォレストパイン・デザインラボ)
TOD’S
革産業の国・イタリアで生まれたファッションブランド《トッズ》。最高級レザーを用いたバッグやシューズが、世界中で愛されている。しなやかなレザーがもたらす曲線美に“T”のメタルモチーフが揺れる「Tタイムレス ショッピングバッグ」は、見惚れるほどに優美な佇まい。フレッシュな新色にもご注目を。
バッグ[H19.5×W23×D12cm][4月発売予定]¥198000、シューズ¥108900/ともにTOD’S(トッズ・ジャパン)、デニムジャケット¥59400/STUDIO NICHOLSON(インコントロ)、ワンピース¥46200/THE SHINZONE(シンゾーン ルミネ新宿店)、ハット¥22000/La Maison de Lyllis(エリオポール代官山)、ソックス/スタイリスト私物
Brady
1887年、イングランド・バービンガムにてブレディ兄弟により創業。同ブランドの代名詞「アリエルトラウト」は、元々は英国紳士の娯楽であったフィッシング用で、ツイル生地の間にポリウレタンの膜を挟んだ防水構造。高いクオリティ、機能的なデザインを当時のまま受け継ぐ、無骨でいてどこか愛嬌のある佇まい。
バッグ[H29×W40×D10cm]¥61600/Brady(ビショップ)、シャツ¥16500/DANTON(ダントンコウベ)、肩にかけたセーター¥33000/Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ ジャパン)、パンツ¥23980/MASTER&Co.(マッハ55リミテッド)、メガネ¥38170/Oliver Peoples(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、時計¥26880/Nordgreen(ノードグリーン)、シューズ¥35200/Paraboot(パラブーツ青山店)、ソックス/スタイリスト私物
L/UNIFORM
丈夫で使いやすく、シンプルで美しい。そんな美学が宿るのは、フランス生まれの《リュニフォーム》のバッグ。リネンとコットンを用いたキャンバスは軽さとなめらかさ、耐久性を持ち合わせ、マルシェへのお買い物にもぴったり。多彩な配色でエスプリを効かせた、フレンチマインドたっぷりのトートバッグ。
トートバッグ[H45×W44×D18cm]¥38500、ショルダーバッグ(H19×W20.5×D5cm)¥119900/ともにL/UNIFORM(リュニフォーム トウキョウ)、トップス¥12100/ORCIVAL(ビショップ)、パンツ¥26400/Levi’s® Vintage Clothing(リーバイ・ストラウス ジャパン)、ネックレス¥47300/CHERRY BROWN(チェリーブラウン)、シューズ¥39600/Repetto(ルック ブティック事業部)、ソックス/スタイリスト私物
L.L.Bean
これぞトートバッグの元祖! 氷を運ぶためのバッグとして、アメリカのアウトドアブランド《エル・エル・ビーン》が厚手の箱型バッグを考案。使い勝手のよさからその用途はすぐさま広がり、今や世界中の大定番。ボートに乗る時に必要な荷物を持ち運べるという意味から、「ボート・アンド・トート」と呼ばれる。
FJALL RAVEN
ストックホルムの電話帳をモチーフにした四角いフォルムがその特徴。“持ち運ぶ”という意味のスウェーデン語「カンケン」の愛称で知られる、アウトドアブランド《フェールラーベン》の名作。スクールバッグとしても親しまれるバックパックが定番だけれど、ぎゅっと小さくしたようなショルダータイプもこんなに可愛い!
バッグ[H20×W15×D8cm]¥9900/FJALLRAVEN(ワイエスインターナショナル)、ワンピース¥39600/GALLEGO DESPORTES(ビショップ)、スカーフ¥20900/A Piece of Chic(グラストンベリーショールーム)、パンツ¥14300/Lee(エドウイン カスタマーサービス)
Marimekko
フィンランドのデザインハウス《マリメッコ》では、得意とするテキスタイルデザインを生かしたバッグが毎シーズン登場する。この春新たに誕生したのは、アーティストであるランドン・メッツによるプリントデザインのショルダーバッグ。ポップな彩りとキャンディのようなフォルムが、日常をハッピーに盛り上げてくれる。
photograph_Taniguchi Daisuke
styling_Akashi Emiko
hair&make-up_Ohgimoto Naoyuki〈POIL〉
model_Aleksandra O
edit_Shibata Moe
design_Matsuoka Satsuki
FUDGE vol.237 2023年4月号より
からの記事と詳細 ( 長く使えて丈夫です!世界中で愛されるバッグたち | 特集 | ファッション - 株式会社三栄 )
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