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Tuesday, May 9, 2023

丸佳浩&大城卓三がバウアーのナックルカーブ打ち緩急奪った…サイ・ヤング賞右腕攻略を宮本和知氏が分析 - スポーツ報知

丸佳浩&大城卓三がバウアーのナックルカーブ打ち緩急奪った…サイ・ヤング賞右腕攻略を宮本和知氏が分析 - スポーツ報知

◆JERAセ・リーグ DeNA2―9巨人(9日・新潟)

 巨人のドラフト4位・門脇誠内野手(22)が初めて三塁でスタメン起用され、DeNAのバウアーを相手にプロ1号2ランを含む3安打4打点と大爆発した。岡本和、大城卓にも一発が飛び出し、サイ・ヤング賞右腕を6回KO。4本塁打を含む今季最多の16安打、9得点と大量リードに守られ、戸郷翔征投手(23)は2失点完投でハーラートップに並ぶ4勝目。チームは連敗を3で止めた。

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  巨人がバウアーを攻略した要因は、初回の丸と2回の大城(卓)のヒットにあった。打ったのはともに武器のナックルカーブ。この2本がバウアーから「緩急」を奪ったんだ。

 ナックルカーブは120キロ台で、カットボール、スプリットチェンジは130キロ台。同じ球速帯の2球種が中心になり、対応しやすくなった。大城は4、6回に二塁打と2ラン。カーブを“消して”、両方ともチェンジアップを打った。捕手ならではの読みだったね。積極的に走ってバウアーのリズムを崩した攻めも見事。隙を発見したベンチの研究の成果だよ。

 バウアー側から言えば、変化球に頼りすぎた。5回は力のあるフォーシームで3者凡退。これが本来のバウアー。あれだけの真っすぐがあるんだから、少し攻め方を間違えたかな。

 巨人は(岡本)和真を一塁に回し、三塁の門脇が大活躍。一時はキャンプから飛ばした疲れが出ていたけど、中田翔不在の間、三塁にハマれば大きい。和真の一塁守備は中田翔と遜色ないしね。それから忘れちゃいけないのが尚輝(吉川)。1点リードの2回無死一塁、ソトの二遊間のゴロを好捕して併殺にした。あれがなければ逆転されてるよ。この試合の全てと言ってもいいビッグプレー。戸郷は尚輝に足を向けて寝られないよ。(スポーツ報知評論家・宮本和知)

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2023-05-09 20:15:00Z
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