ESPNのバスター・オルニー記者が11日付の電子版で今季のトレード期限の展望記事を掲載し、エンゼルス大谷翔平投手(28)のトレードは「ない」と見解を示した。

記事は、球界のある幹部が「彼らはオオタニをトレードには出さない」と話していると伝え、別の幹部は「もしエンゼルスが彼をトレードに出すとすれば、昨年の夏がベストのタイミングだった。今年のトレード期限では、チームが完全にペナント争いから脱落しない限りはない」と話したという。

また複数の他球団の幹部は「モレノ・オーナーは自分が現代のベーブ・ルースを球団から放出した人物として語り継がれることを望まないはずだ」とみているという。

同記者は「オオタニがフリーエージェントとなった場合、エンゼルスと再契約すると考えている人物は見当たらない。もし彼がアナハイムを去るとすれば、それはモレノ・オーナーではなくオオタニ自身の選択になるだろう」と締めくくっている。