観客がどよめく中、大谷選手が足を引きずりながら一塁に向かい、小走りして右足の動きを確認したあとプレーに戻ると、相手の本拠地にもかかわらず大きな拍手が沸き起こりました。
ただ、バッティングは精彩を欠き、2回の第2打席は2アウト二塁三塁のチャンスでサードへのファウルフライ、4回の第3打席と7回の第4打席は空振りの三振でした。
8回の第5打席は2アウト一塁三塁の場面で、悪性リンパ腫の治療を経てこの日、大リーグに復帰したホワイトソックスの抑え、ヘンドリクス投手と対戦し、見送ればボール球という高めの速球を打ってショートゴロでした。
大谷選手は4打数ノーヒットで、打率が2割6分3厘に下がりました。
エンジェルスは1回に4点を先制し、7回には大学時代の去年、球速105.5マイル、169.7キロを計測して話題となったジョイス投手が、160キロを超える速球を連発して大リーグ初登板で1回を無失点に抑え、6対4で勝って連敗を「3」で止めました。
2023-05-30 05:16:22Z
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