◆米大リーグ レッドソックス―ガーディアンズ(28日・ボストン=フェンウェイ・パーク)
7試合連続安打と絶好調のレッドソックスの吉田正尚外野手(29)が28日(日本時間29日)、本拠地でのガーディアンズ戦で、初の2番に起用された。主砲・ディバースと入れ替わりとなる形で「2番・レフト」で先発する吉田について、試合前のコーラ監督は「昨晩、コイントスをして」と冗談を放った後、「バットが良く振れている上位3人を固めて、ラフィー(ディバース)の前に出塁機会を増やすため」と説明。
最近7試合で、打者の生産性示すOPS「出塁率+長打率」が、驚異の1・305となった吉田の打力を、最大限に活かす。
メジャー1年目では日本人初の開幕4番を務めた吉田。ここまで出場した20試合は主に4番で、右太もも張りがあった4月中旬に2試合だけ6番に入ったが、今季チーム27試合目にして、レ軍が打順を組み替えた。主砲ディバースが24日のオリオール戦の3回に本塁打を放った後、11打席ノーヒット(1犠飛、1四球を含む)となっている事情もある。
チームは今季最長の19連戦を終え、前日、7日以来のオフを過ごした吉田は、試合前、「特にきょう、監督とは話してはないですが、少し前に打順を変えるかもしれないという話はありました」。打撃練習では柵越え1本を含み広角に強い打球を放っていた。
セイバーメトリクスが主流のメジャーでは、ヤンキースのジャッジのように、2番打者に最強打者を置くチームも多く、レッドソックスも昨オフ11年総額3億3100万ドルの大型契約を結んだディバースがその役目を担っていた。「少しずつメカニックな修正を加えて、いい形になってきた。打席では、よりリラックスして、安定してバレル(打球角度と打球速度)をみつけたようにみえる」とコーラ監督は、上昇気流に乗る吉田に期待を寄せる。ここまで13勝13敗のレッドソックスが「2番・吉田」で、貯金シリーズを目指す。
2023-04-28 22:27:00Z
https://news.google.com/rss/articles/CBMiNGh0dHBzOi8vaG9jaGkubmV3cy9hcnRpY2xlcy8yMDIzMDQyOS1PSFQxVDUxMDQ0Lmh0bWzSAQA?oc=5
No comments:
Post a Comment