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Saturday, February 25, 2023

【大阪マラソン】初マラソン西山和弥が日本人トップ!2時間6分台 服部勇馬はMGC逃す/詳細 - 陸上 - ニッカンスポーツ

【大阪マラソン】初マラソン西山和弥が日本人トップ!2時間6分台 服部勇馬はMGC逃す/詳細 - 陸上 - ニッカンスポーツ

<陸上:大阪マラソン>◇26日◇大阪府庁前―大阪城公園内(42・195キロ)

今夏の世界選手権代表選考を兼ねた大阪マラソンはエチオピアのH・キロスが2時間6分01秒で優勝を果たした。

日本人トップとなったのは、初マラソンに挑んだ西山和弥(24=トヨタ自動車)で2時間6分45秒(6位)となる堂々の結果を残した。昨年、星岳が打ち立てた初マラソンの最高記録を更新し、MGC出場権を獲得した。

同じく初マラソンとなった池田耀平(24=Kao)も2時間6分53秒(7位)を記録し、MGC出場権を手にした。

1年半ぶりの国内レースとなった21年東京オリンピック(五輪)代表の服部勇馬(29=トヨタ自動車)は、2時間9分46秒。MGC出場権獲得を逃す結果となった。

国内招待選手では、今大会日本勢最速の記録を持つ定方俊樹(30=三菱重工)が2時間7分24秒で10位。東京五輪の補欠に入った大塚祥平(28=九電工)は2時間6分57秒で8位。昨年同大会で9位に入った川内優輝(35=あいおいニッセイ同和損保)は2時間7分35秒で、12位となった。


◆大阪マラソン順位(タイムは速報値)

(1)H・キロス 2時間06分01秒

(2)V・キプランガット 2時間06分03秒

(3)A・シンブ 2時間06分19秒

(4)C・K・カマウ 2時間06分37秒

(5)S・モコカ 2時間06分42秒

(6)西山和弥 2時間06分45秒

(7)池田耀平 2時間06分53秒

(8)大塚祥平 2時間06分57秒

(9)M・ケセテ 2時間07分06秒

(10)定方俊樹 2時間07分24秒


◆レース経過  ※タイムは速報値

◆スタート 9時15分号砲。天気晴れ、気温5・4度、湿度52%、南西の風0・5m。大阪城下の下り坂を一団が駆け抜ける。上町筋から土佐堀通りへ。

スタートを盛り上げる応援団(撮影・上山淳一)
スタートを盛り上げる応援団(撮影・上山淳一)

◆3キロ ここまで1km3分の安定したペースで通過。

◆3キロ 現役最後のレースに挑むJR東日本・寺田夏生が先頭集団から約2分の後れ。

◆6キロ 大阪のメインストリート御堂筋を北から南へ。作田将希、定方俊樹らがペースメーカーの後ろにぴったりとつける。

◆8キロすぎ 道頓堀を通過、千日前通りへ。作田らが先頭集団。服部勇馬は先頭集団の真ん中をキープ。

難波を走る選手ら(撮影・上山淳一)
難波を走る選手ら(撮影・上山淳一)

◆10キロ 先頭集団は74人、29分57秒で通過。服部は真ん中の位置をキープ。

◆11キロすぎ 最初の折り返し地点。集団は定方らいまだ約70人前後の大集団。

◆12キロすぎ 2つ目の折り返し地点。環状線弁天町駅付近を通過、先頭は68人の集団。安定したペースを刻む。

◆15キロ 44分59秒で通過。先頭は大正通へ、京セラドーム大阪横の大正橋を通過。

◆20キロ 59分59秒で通過。先頭集団は56人。現時点では昨年優勝者のペースを上回るタイム。

◆20キロすぎ 3度目の折り返し地点を通過。

◆中間点 1時間3分16秒で通過。

◆22キロ過ぎ 1時間6分ちょうどで通過。川内優輝らが走る先頭はまだまだ大集団でなにわ筋を通過。

◆25キロ 1時間15分ジャストで通過。ここでペースメーカー1人が外れる。定方は給水に失敗、先頭集団後方を走る。川内らが前方へ。

◆26キロすぎ 服部はほぼ位置を変えず集団の真ん中を維持。

◆27キロすぎ 大阪名物の通天閣付近へ、4回目の折り返しを通過。

◆28キロすぎ 最大高低差20mの険しいアップダウンがスタート。川内がペースを上げ集団の先頭に。

◆30キロ 1時間30分13秒で通過。ペースメーカーが外れる。

◆32キロ付近 細かいアップダウンが続く。川内は後方へ下がる。辻野恭哉(NTN)、Sモコカ、海外勢が先頭を引っ張る。山口武も海外勢の後ろで懸命の走りを見せる。

◆33キロすぎ 最後の折り返し。キロスが集団の先頭に立つ。

◆36キロすぎ ランナーは今里筋へ、ここから4キロの直線が続く。初マラソンの西山和弥(トヨタ自動車)が先頭集団。服部は先頭とは20秒差と後れを取る。

◆38キロすぎ 初マラソンの池田耀平(Kao)、西山が全体5位、日本人トップで走る。

◆40キロ 残り約2キロ。西山、池田ともに苦しい表情。2時間12秒、13秒で通過。

◆41キロ ラスト1キロ。優勝争いはV・キプランガット、H・キロスの2人に絞られる

◆ゴール 最後はスプリント勝負。最終盤でペースを上げたH・キロスが2時間6分1秒で優勝を果たした。日本人トップは西山が2時間6分46秒で6位。復帰戦となった服部は2時間9分46秒でMGC出場権獲得を逃した。

大阪府庁前を一斉にスタートする選手ら(撮影・上山淳一)
大阪府庁前を一斉にスタートする選手ら(撮影・上山淳一)
大阪府庁前を一斉にスタートする車いすの選手ら(撮影・上山淳一)
大阪府庁前を一斉にスタートする車いすの選手ら(撮影・上山淳一)

◆男子マラソン日本歴代5傑◆


選手名タイムコース
1鈴木健吾2時間04分56秒21年びわ湖毎日
2大迫 傑2時間05分29秒20年東京
3設楽悠太2時間06分11秒18年東京
4高岡寿成2時間06分16秒02年シカゴ
5土方英和2時間06分26秒21年びわ湖毎日

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国内男子招待選手


選手名年齢所属自己ベスト(大会)
4モーセ・キベット26ケニア2:05:20(21年アムステルダム)
5アルフォンス・フェリックス・シンブ31タンザニア2:06:20(22年ミラノ)
6アヤド・ラムダセム41スペイン2:06:25(22年セビリア)
7メルハウィ・ケセテ37エリトリア2:06:36(21年アムステルダム)
8イーヨブ・ゲブレヒウィット・ファニエル30イタリア2:07:19(20年セビリア)
9スティーブン・モコカ38南アフリカ2:07:40(15年上海国際)
11定方俊樹30三菱重工2:07:05(20年東京)
12大六野秀畝30旭化成2:07:12(21年びわ湖毎日)
13カリウキ・サイモン 26戸上電機製作所2:07:18(21年びわ湖毎日)
14川内優輝35あいおいニッセイ同和損害保険2:07:27(21年びわ湖毎日)
15下田裕太26GMOインターネットG2:07:27(20年東京)
16大塚祥平28九電工2:07:38(20年福岡国際)
17作田将希26JR東日本2:07:42(21年びわ湖毎日)
18服部勇馬29トヨタ自動車2:07:27(18年福岡国際)

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2023-02-26 02:16:00Z
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