米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は２７日（日本時間２８日）にカナダ・トロントで行われたブルージェイズ戦で７回２安打無失点と好投し、１１勝目を挙げた。チームも２―０で零封勝ち。負け越し１９と低迷するエンゼルスだが、無失点勝利について、驚きのデータが発表された。（デジタル編集部）
エンゼルスは前日も５人の継投で１２―０と大勝していて２試合連続の零封勝ちだ。
チームの無失点勝利は今季１６度目で、エンゼルスの試合終了時点で８１勝を挙げていたメッツと並びメジャー最多となった。ナ・リーグ最多８７勝のドジャースや、ア・リーグ最多８１勝のアストロズは零封勝ちランキングではベスト５入りしてなく、３位はヤンキースの１４度で、ホワイトソックス、ツインズ、カージナルスが１３度で続く。この後、メッツが零封勝ちし、メジャートップの座はわずか４時間ほどだったが、ア・リーグに限ればトップなのは変わらない。
５４勝７３敗と負け越し１９で、ア・リーグ西地区４位に沈むエンゼルスだが、投手力はピカ一かというと、決してそうではない。チーム防御率３・８１はリーグ６位、メジャー３０球団では１１位と「中の上」程度。不思議な結果だ。
もちろん、大谷の存在は大きい。大谷が今季、５回以上を投げて無失点だったのはこれが７度目でそのうち４度、チームは零封勝ちした。大谷は「（トレードなどで）離脱というか、放出されたピッチャーも含めて、みんな一丸で頑張っている。今もカナダに来られていない選手もいる中で、しっかりとゲームを作れているというのはすごく大きいかなと思う」と話した。
2022-08-28 03:52:00Z
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