浦和のリカルド・ロドリゲス監督(47)が今季限りで引退するMF阿部勇樹(40)、退団するDF槙野智章(34)、DF宇賀神友弥(33)を思い、会見で涙した。この日、横浜戦(20日、埼スタ)に向けたオンライン会見に臨むも話題が今季限りでチームを去る3人に及ぶと感情を抑え切れず声が震えた。
「クラブとしても監督としても難しい決断でした。彼らは長い間、全てを出し切ってくれた。チームに喜びを与え、必要な時に彼らはいてくれた。私は常に選手たちをサポートしたい気持ちでいますが、彼らには逆にサポートされた。人間として大きな愛情を感じています。本当に難しい決断でした。私は彼らのこの状況をモチベーションと感じています。例えば1カ月後、阿部が(天皇杯の)カップを掲げる姿を想像しながら一緒に戦っていきたいと思う」。
3選手とは日々、チームの発展を見据え、コミュニケーションを取った。何気ない日常も貴重な光景としてよみがえった。
「彼らとは本当に良い関係だと思う。朝、練習グランドに向かう時、スパイクを履いている時にマキがいていつも話をして、そこにウガが現れて話をして、というのがほぼ毎日です。そこでは阿部はまだ静かですが、例えば試合日、私はグランドに来てランニングをするのですが、メンバー外である阿部が近づいて来て、頑張ってね、試合に勝ってねと声をかけてくれる。誰にも出来ることではない。スペインでは見られないですし、それは彼の人間力です」。
今季は残すところ、リーグ戦3戦と天皇杯。ACL出場権獲得という絶対的な使命もある。「ビッグチームと言うのは最後の1カ月に可能性を残して戦うチーム。横浜戦も勝ち点3を取れば、希望を残すことが出来る」。阿部、槙野、宇賀神とともに戦う残されたシーズン終盤戦へ、気持ちを新たにしていた。
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2021-11-19 05:32:00Z
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