バルセロナは28日、ロナルド・クーマン監督(58)を解任したことを発表した。
27日に敵地でのラ・リーガ第11節ラージョ戦に臨んだバルセロナは、昇格組を相手に最後までゴールを奪えず、0-1で完封負け。24日の第10節レアル・マドリー戦(●1-2)に続く2連敗を喫した。
そしてクラブは日付が変わった28日、公式サイト上で「バルセロナは今晩、トップチームのロナルド・クーマン監督を解任した。クラブのジョアン・ラポルタ会長は、ラージョ戦で敗れた後、その旨を伝えた。ロナルド・クーマンは木曜日(28日)にシウダ・デポルティーバ練習場で、チームに別れを告げることになる」とリリース。「バルセロナは、(クーマン監督の)クラブへの尽力に感謝し、今後のプロキャリアにおける幸運を願っている」とした。
クーマン監督は過去に母国オランダの複数クラブや同国代表を率い、2020-21シーズンからバルセロナの指揮官に就任。初年度はコパ・デル・レイ制覇を果たしたものの、ラ・リーガは3位、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)はベスト16敗退だった。
大エースのFWリオネル・メッシがパリSGに移籍した今季は、ラ・リーガ開幕から10試合を消化し、4勝3分3敗(勝ち点)の暫定9位と低迷。欧州CLではクラブ史上初の開幕2連敗という屈辱を味わった。
スペイン『アス』や同国『ムンド・デポルティーボ』では後任候補の1人として、クラブレジェンドで現在アルサッド(カタール1部)を指揮するシャビ・エルナンデス監督を挙げている。
●ラ・リーガ2021-22特集
2021-10-27 23:39:00Z
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