首位阪神が16年ぶりのリーグ優勝へ向けて、変幻自在のフォーメーションで主軸に休養を与えながら戦う。ドラフト1位佐藤輝が2日広島戦でともにプロ初の「4番三塁」で出場し、満塁弾に加えて近大時代までの本職で球際の強さを発揮。新たな布陣が見えたことで矢野燿大監督(52)は新外国人ロハスが1軍に合流した場合、大山、サンズ、マルテも含めた大砲5人で一塁、三塁、左翼、右翼の4ポジションをやりくりする考えを示した。

<今季の外国人選手の登録ルール>

昨季に続いて1軍の登録選手は29人から31人、試合に出られるベンチ入りは25人から26人に拡大中。外国人の1軍登録枠も同じく4人から5人に拡大(ベンチ入りは4人)されている。昨季は「投手4、野手1」「投手1、野手4」の比率で1度登録するとその後は変更できなかったが、今季は可能となった。ただし、全員を投手または野手にすることはできない。