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Thursday, November 26, 2020

夫婦別姓「私の選択肢」:「それぞれの家族タイプにあった氏を選んで良いのでは」 小池信行弁護士 - 毎日新聞 - 毎日新聞

インタビューに答える小池信行弁護士=東京都中央区で2020年11月24日、内藤絵美撮影

 結婚後に夫婦が同じ姓とするか、それぞれの姓を名乗るかを選べる選択的夫婦別姓制度。1996年に国の法制審議会が制度の導入を答申して間もなく四半世紀になる。当時、法務省民事局参事官で、法制審議会の幹事として民法改正要綱作成の中心人物だった小池伸行弁護士に、答申の経緯や制度への思いを聞いた。【聞き手・花澤葵】

世界的な流れ受け導入を検討

 1970年代に国連が女性の地位向上を目指すという運動を主導し、それを受けて、日本でも夫婦の氏の平等に関する議論がなされた。ヨーロッパ諸国も、婚姻した女性は夫の氏を名乗るというのが一般的な制度だったが、その頃から制度が変わっていった。ヨーロッパで最も保守的と言われたドイツでさえ、選択的夫婦別姓を導入したんだから、日本でも導入できるのではないかという考えがあった。世界的な流れで、日本も遅れないようにという考えが議論のきっかけだったと思う。

 法制審議会では、選択的夫婦別姓だけがテーマではなく、婚姻年齢の男女平等化や女性の再婚までの期間短縮など、婚姻や離婚の法律全般の見直しを5年かけて議論した。さまざまなテーマがあり、そのほとんどは立法されているか、実務的にクリアされている。事実上、当時取り上げられたテーマで残っているのは選択的夫婦別姓だけだ。

 法制審議会で議論するメンバーは学者が中心だったが、選択的夫婦別姓の導入についてはほとんど反対意見はなく、当然のことという雰囲気だった。ただ、問題は…

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