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Saturday, August 15, 2020

“ふるさとの味商戦”が盛況 帰れないお盆の新選択肢 - FNNプライムオンライン

国内

新型コロナウイルスの影響で、帰省を控える人も多い、2020年のお盆休み。

都会にいながらにして楽しめる、ふるさとの味が盛り上がりを見せている。

愛知・名古屋名物の「手羽先」や、福岡では定番のおふくろの味「がめ煮」。
ずらりと並んでいるのは、全国各地のご当地グルメ。

お客さんは「結構、日本中の(料理が)食べられるので楽しみに来た」、「行けない分、ここでたくさん食べられるので、そこはすごくいいなと思う」などと話した。

東京・上野にある「大地の贈り物」は、コロナ休業後の7月、日本全国ご当地グルメビュッフェとして、リニューアルオープン。

この夏を逆転のチャンスととらえている。

大地の贈り物・岡崎智彦料理長「帰省や県外への移動自粛をされている中で、東京にいながら、各地の料理、地方の料理を楽しんでいただきたいと思って」

例えば、山形伝統の郷土料理「芋煮」。

北海道の「ザンギ」、大阪の「串カツ」など、47都道府県の料理が1つずつ並び、東京にいながら、ご当地の味で旅気分が満喫できる。

山形県出身の客「(山形の)芋煮を食べれば、ちょっと地元に帰ったかなっていう気分にはなるかなってところと、あと旅行に行けなかったところの料理を食べて、行った感が味わえるのはいいかなって」

また、感染対策として、「手袋は使い捨て」、「トングは1時間に1回交換する」などの取り組みを徹底している。

岡崎智彦料理長「営業再開後は、すごく昨年に比べて、売り上げが落ち込んでいたのですが、徐々に徐々にお客さまの足は戻ってきています」

ふるさとの味で売り上げアップを狙う店は、こちらにも...。

東京・渋谷で、スタミナ満点の丼を提供する「伝説のすた丼屋 渋谷宇田川町点」。

夏場のオススメは、プリプリの牛ホルモンの牛カルビを特製ダレで炒める「大とろホルモン焼肉丼」。

甘い脂と、パンチのあるニンニクダレが食欲を刺激する。

誕生したきっかけについて、株式会社アントワークスの広報・昆野明日香さんは、「コロナ禍の中で、このお盆の季節にも帰省ができなかったりという方が、かなりいらっしゃると思うんですが、ご当地・大阪というところをテーマにして、ホルモンを使った丼を開発いたしました」と話す。

話題の食材や料理で、ご当地気分を味わってもらう、「Go To満腹」をテーマにしているという。

そのコンセプトのもと、肉の量をおよそ2倍に増やした、その名も「アホ盛り丼」。

さらに、ニンニクがきいた特製ダレに漬け込んだ、から揚げ3個をトッピングした合盛丼なども新商品として投入。

すると、売り上げは...。

昆野さん「想定をかなり上回って、1週間ではじめて2万食を超える売り上げとなっております。デリバリーだったりも広がって、女性のお客さまとしては、気軽にお召し上がりいただけるようになっているのかなと思います」

コロナの影響で、売り上げが低迷していた中での大ヒットだった。

昆野さん「東京では食べられないものを提供していくというのは、飲食店の新しいチャンスの形」

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"選択肢" - Google ニュース
August 13, 2020 at 05:07PM
https://www.fnn.jp/articles/-/73608

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