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19日（日）、シーズン第3戦ハンガリーGP決勝レースに挑んだレッドブルはマックス・フェルスタッペンが2位、アレックス・アルボンが5位で入賞を果たした。
フェルスタッペンはスタート前にダミーグリッドに向かう途中にマシンをバリアにぶつけてダメージを抱えてしまったものの、メカニックが迅速な対応で時間内に修復を完了。タイヤ装着が義務付けられている時間の25秒前だったというが、なんとかスタートにこぎつけており、ドライタイヤに切り替えるタイミングで取った戦略が功を奏して表彰台を獲得した。
マックス・フェルスタッペン
「この表彰台はなんといっても僕のメカニックにささげたい。始まる前からこのレースは終わったと思っていた。アウトラップでブレーキの際にホイールをロックし、ブレーキを離して再びブレーキをかけようとしたが、そのまま壁に突っ込んでしまった。信じられなかったけど、なんとかウオールからリバースしてグリッドについた。僕たちはチームとして決してあきらめないし、メカニックたちは信じられないような素晴らしい仕事をしてくれて、マシンをあっという間に修理してくれた。何とかなるとは誰も信じなかったかもしれないけど、彼らは皆落ち着いて対処してくれた。コースはまだかなり滑りやすい状態だったが、スタートは良かった。ターン1の進入では予定なんか立てられないけど、イン側で渋滞が起きていたので、ウエットでもグリップがあるアウト側を行こうと思い、それがうまくいった。もしも数ラップ7番手にとどまっていたら、レースが大きく違ったものになっていたのは間違いない。あとは正しい戦略を選んでタイヤを管理して、できるだけ安定して走り、バックマーカーを管理するだけだった。2台の圧倒的なメルセデスの間で2位になったことは信じられない結果で、昨日の予選とこのような難しい週末の後では予想もしていなかった。メルセデスとの差を縮めたいけど、今のところ彼らは圧倒的に優位だし、彼らに勝つのは非常に難しいだろう。でも、僕らはその努力をやめないよ」
アレックス・アルボン
「いいレースだったし、たくさんのバトルができて楽しかった。昨日の時点で5位になると言われていたら、飛びついていただろう。今日の13番手からのスタートは決して楽なものではなかったけど、スタートがうまくいき、何とか駆け上がることができた。このサーキットでは簡単にオーバーテイクすることはできないので、パスするには何度か大きな動きをしなければならなかった。仕掛けるときは常に限界ぎりぎりだけど、それがうまくいったし、いい見せ場になるからバトルを楽しんでいる。戦うときは勝つことが多いし、クルマのブレーキがいいので、こういった仕掛けができるのはうれしい。今日はフェラーリの後ろのトラフィックでかなりの時間をロスしてしまった。あれがなければもっと接近していたと思うけど、マシンは本当に良くて、クリーンな空気の中では速くてとても競争力があった。昨日はあんなにトリッキーな1日だったので、この結果はうれしいし、チームに多くのポイントが取れたことには満足している。だから感謝しなくちゃね。今日のレースペースが予選ペースを大きく上回っていたのはちょっと驚いたから、その理由を理解する必要がある。でもポジティブなことだし、クルマの何かがうまくいっているということだ」
クリスチャン・ホーナー（チーム代表）
「今日はメカニックたちが最高の仕事を果たし、マックスがこの結果で彼らに報いた。グリッドで20分以内にマシンを修復するのはとてつもないことであり、彼らから汗がしたたっているのが分かったはずだ。本当に皆ががんばってくれた。とりわけ、今週末はスペックの変更が大量にあり、金曜夜には消灯令も破っている。昨日の予選で絶体絶命だったのは明白だが、巻き返した上にメルセデスの間に割って入る2位となれたことは最高だ。マックスが見事な走りを披露すれば、アレックスもまた素晴らしいレースを戦った。グリッドのスタート位置を考えれば、彼が刻み続けたラップタイムと彼が自力で成功させていった追い抜きがあったからこそ、最高の巻き返しにつながった。マシンはレーストリムの方が好調で、戦略的にも研ぎ澄まされていたとはいえ、プレシーズンテストに比べるとアップデートが期待通りに機能していないため、集めたすべてのデータを調べ、シルバーストーンまでに理解する必要がある」
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2020-07-19 18:18:14Z
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