白血病からの復帰を目指す競泳女子の池江璃花子(19=ルネサンス)が、競技復帰に向けて、所属のルネサンス競泳ヘッドコーチを務める西崎勇氏(43)の指導で、トレーニングを行うことになった。16日、マネジメント会社が発表した。

西崎氏は00年にルネサンスに入社。15年はジュニアパンパシフィック選手権で日本代表コーチを務めて、16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)代表の持田早智を輩出している。池江にとっては中学1年の合宿で西崎氏から指導を受けるなど、昔から知っているコーチでもある。関係者は「安心する部分もあると思います」とした。

日大2年の池江は現在、通院による治療を継続しながら、復帰を目指している。体調を見極めながら、西崎氏をヘッドコーチとして、同じ所属の複数選手たちとともに水中トレーニング、筋力トレーニングを行っていくことになる。