サッカーＪリーグは23日、臨時の実行委員会を開き、公式戦の再開に向けて無観客での試合も選択肢として準備を進めていくことを各クラブと確認しました。
臨時の実行委員会は、プロ野球と連携して新型コロナウイルスの対応策を協議する「対策連絡会議」で感染症の専門家から、緊急事態宣言が解除されたあと、まずは無観客で試合を開催するのが妥当という見解が示されたことを受けて開かれました。
この中では、公式戦の再開に向けて無観客での試合も選択肢として準備し、選手の移動や食事の段取りなどのシミュレーションを進めていくことを、リーグと各クラブで確認しました。
また再開の時期は、現時点では最短で６月のシナリオを準備しているとしながらも、緊急事態宣言の状況を踏まえ、７月の再開を織り込みながら準備していくということです。
一方、公式戦の中断の長期化で懸念される各クラブの経営状況については、担当者が「このまま試合が行われなければ収入が入らず、９月や10月に資金繰りが厳しくなるクラブが増えてくるだろう」と見解を話しました。
こうした点についてＪリーグの村井満チェアマンは「実施する試合数が減っても企業が当初の予定どおり広告料を収めてくれた場合は一部を寄付として扱い、税制上の負担が発生しないように当局に働きかけていく」と話し、リーグとしてできるかぎりの支援策を打ち出していく方針を示しました。
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April 23, 2020 at 06:11PM
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Ｊリーグ公式戦 無観客試合も選択肢 再開に向け確認 - NHK NEWS WEB
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