オランダ・エールディヴィジが2019-20シーズンの打ち切りを発表した。
世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響を受けるオランダでは、先日にマルク・ルッテ首相が9月までのプロフットボールをはじめとしたイベント開催の禁止を発表。これを受け、今シーズンのエールディヴィジが再開不可能と考えられていた。
そして24日、オランダサッカー協会(KNVB)は「2019-20シーズンを行うことは不可能となった」と発表し、2019-20シーズンのエールディヴィジの早期終了が決定。なお、オランダリーグで優勝者なしでシーズンが打ち切られることは、第2次世界大戦中を最後になく、1956年に始まったエールディヴィジでは初めてのこととなる。
今シーズンの順位は、各クラブが25試合から26試合を消化した中断時点での順位表を固定。ただし、首位に立つアヤックスの優勝は認められず、また自動降格圏17位のADOデン・ハーグ、RKCワールワイクは来シーズンも1部での戦いを続けられることが決まった。
2020-21シーズン欧州カップ戦への挑戦権に関しては、アヤックスがチャンピオンズリーグ(CL)の予選最終ラウンドから、同勝ち点で2位の菅原由勢が所属するAZがCL予選2次ラウンドから参戦。3位フェイエノールトがヨーロッパリーグ(EL)グループステージにストレートインし、4位の堂安律が所属するPSVとヴィレムIIがそれぞれEL予選3次ラウンド、2次ラウンドから戦うことが予定される。
国内カップ戦KNVBカップもこのまま打ち切られ、決勝ユトレヒト対フェイエノールトは行わず、リーグ戦同様に王者なしで幕を閉じるようだ。
また、2部からの昇格に関して24日に投票が行われた結果、2020-21シーズンを現状の18チーム制で行うことが支持されたため、カンビュールとデ・フラーフスハプの上位2クラブは来シーズンも下位リーグで戦うことが決まった。
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2020-04-24 22:22:45Z
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