Pages

Saturday, February 22, 2020

17歳伊藤ふたばがジャパンカップ2冠 スピード急成長の理由は「トモアスキップ」(THE ANSWER) - Yahoo!ニュース

17歳伊藤ふたばがジャパンカップ2冠 スピード急成長の理由は「トモアスキップ」(THE ANSWER) - Yahoo!ニュース

東京五輪新種目のスポーツクライミング、スピードの日本一決定戦で伊藤が初優勝

 東京五輪新種目となったスポーツクライミングのスピードジャパンカップは22日、東京・昭島市で行われ、17歳の伊藤ふたば(TEAM au)が初優勝した。9日のボルダリングと合わせて2冠達成。持ち前のニコニコとした表情を輝かせた。3月7、8日のリードとの3種目完全制覇の期待がかかる。

【画像】キュートな笑顔でファンを魅了!? 「私は日本に来るのが本当に大好き」と“日本愛”も示した美女クライマー・コクシーの素顔

 東京五輪ヒロイン候補で初出場の伊藤が笑顔を咲かせた。ホールド(突起物)の位置が統一され、高さ15メートルの壁を登ってタイムの速さを競うスピード。伊藤は予選を8秒98のトップ通過した。26人中唯一の8秒台をたたき出して勢いに乗ると、準決勝ではすでに東京五輪代表に内定している野口啓代(あきよ・TEAM au)と激突した。

 憧れの存在との火花散る戦いを制して決勝進出。倉菜々子(ウィルスタッフ)との決勝ではデッドヒートの末に8秒993で優勝した。ゴール板をタッチして振り返る。持ち前の笑顔を披露し、観客を沸かせた。

「寒さの中で体が動いてよかった。練習では8秒台が出なかったけど、今日は2回出てよかった。大会で集中力が上がるし、大事な大会で8秒台が出たのは自信になった」

 2週間前のボルダリングと合わせて2冠。急成長の理由は「トモアスキップ」にあった。男子の複合世界王者・楢崎智亜(ともあ・TEAM au)がスタート直後のホールドを使わずに直線的に登る独自のスタイルで世界を席巻。海外選手もこぞってまねをする技を伊藤も取り入れた。

日本代表HCも評価「10代の成長は頼もしい」

「昨年と比べてトモアスキップに変えたところが一番違う。タイムが変わってきた。ミスのリスクも上がるけど、タイムを上げるのが先。0秒2くらい変わりますね」

 東京五輪代表入りは決まっていないが、期待のかかる若き新ヒロイン。日本代表の安井博志ヘッドコーチ(HC)は「伊藤は下半身が強くなってきた。動きの反復性も上がっていますね。スピードが得意種目になってきている」と評価。世界と比べ、日本勢の弱点とされるスピードで成長を見せた。同HCは「我々は2024年のパリ五輪も狙っている。10代の成長は頼もしい」と喜んだ。

 3月7、8日にはリードのジャパンカップを控える。伊藤は「しっかり勝ち切れるようになってきた。メンタル面も成長していると思う。自分のできることを続ければ結果はついてくると思います」と3冠を視野に入れた。笑顔を輝かせる17歳が飛躍を目指す。

THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada

【関連記事】

Let's block ads! (Why?)



2020-02-22 09:40:00Z
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiR2h0dHBzOi8vaGVhZGxpbmVzLnlhaG9vLmNvLmpwL2FydGljbGU_YT0yMDIwMDIyMi0wMDEwNTYzMS10aGVhbnN3ZXItc3Bv0gEA?oc=5

No comments:

Post a Comment