[12.28 キリンチャレンジカップ U-22日本代表 9-0 U-22ジャマイカ代表]
U-22日本代表は28日、トランスコスモススタジアム長崎で年内ラストマッチとなるキリンチャレンジカップ・U-22ジャマイカ戦を行った。前半6分にMF中山雄太(ズウォレ)の得点で先制した日本は前半だけで大量5点のリードを奪うと、後半も4点を加点して9-0の勝利を収めた。
U-22日本代表は3-4-2-1のシステムを採用し、GKに山口瑠伊(エストレマドゥーラ)、最終ラインは右からDF岩田智輝(大分)、DF岡崎慎(FC東京)、DF瀬古歩夢(C大阪)、ボランチに中山とMF松本泰志(広島)を配置。アウトサイドは右にMF長沼洋一(愛媛)、左にMF東俊希(広島)、インサイドハーフにMF旗手怜央(順大→川崎F)とMF安部裕葵(バルセロナ)を並べ、1トップにはFW前田大然(マリティモ)が入った。[スタメン&布陣はコチラ]
試合開始早々の前半6分に日本が先制に成功する。旗手が突っかけてPA手前でファウルを誘ってFKを獲得。安部とともにボールの前に立った中山が左足を振り抜くと、凄まじい勢いで一直線に飛んだボールはネットに突き刺さり、スコアを1-0とした。同9分には右サイドの岩田が送ったグラウンダーのクロスに反応した安部のシュートがポストを叩くなど、その後も日本が主導権を握って試合を進める。
前半16分には安部のスローインから最終ライン裏を突いた松本のクロスを、旗手が右足ボレーで沈めてリードを2点差に広げる。さらに同17分には旗手のスルーパスを右サイドで受けた長沼のラストパスを前田が流し込んで3点目。そして、同20分には中山のスルーパスから左サイドを駆け上がった東のクロスを旗手がダイレクトで沈め、リードは4点差に広がった。
前半26分には右サイドをスピードで突破した前田の折り返しを安部が狙うも、シュートはGKアキーム・チェンバースに弾き出されてしまう。しかし、同27分にPA内で仕掛けた安部がファウルを誘ってPKを獲得。安部自らがキッカーを務めて放ったシュートはチェンバースに触れられながらも、ネットを揺らして前半だけで大量5点のリードに成功した。
5-0とリードしたまま後半を迎えると、同2分に前田のヒールパスを受けた長沼が狙うもチャンバースに阻まれてしまう。しかし同6分、左サイドで得たFKを東が蹴り出すと、鋭いボールがゴール前に向かう。チームメイトには合わなかったものの、前田の動きにつられたチェンバースに触れられなかったボールは、そのままゴールマウスに吸い込まれて6点目が生まれた。U-22代表デビュー戦の東にとって、同代表初ゴールとなった。
後半12分には日本ベンチが動き、前田、安部、旗手に変えてFW一美和成(京都)、MF三笘薫(筑波大→川崎F)、MF岩崎悠人(札幌)を投入。同13分にはMFチャバニー・ウィリスのミドルシュートが枠を捉えるが、山口が弾き出してジャマイカに得点を許さず。同27分には岡崎に代えてMF高宇洋(山口)をボランチに投入し、中山を最終ラインの中央に下げた。
前半35分には松本、東に代えてMF松岡大起(鳥栖)、MF鈴木冬一(湘南)をピッチへと送り込む。同37分には左サイドから瀬古が送ったグラウンダーのクロスを一美が蹴り込む。一美の同代表デビュー戦でのゴールで7点目を記録した日本は、同44分に岩崎のグラウンダーのクロスを三笘が蹴り込み、同アディショナルタイムには岩崎がPKを沈めて9-0で大勝した。
(取材・文 折戸岳彦)
▼AFC U-23選手権タイ2020(東京五輪最終予選)特集ページ
2019-12-28 12:17:00Z
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