ドジャース・大谷翔平投手(29)のオープン戦デビュー戦が、27日(日本時間28日)の本拠地・Wソックス戦に決まった。25日(同26日)、球団がSNSなどでサプライズ発表した。また、NHKも急きょ、午前5時から「NHK BS」で生中継することを発表。日米で注目度が増している。この日、大谷はアリゾナ州グレンデールのキャンプで実戦形式の打撃練習「ライブBP」で3打席に立ち無安打も順調に調整。3月20日に韓国・ソウルで行われるパドレスとの開幕戦出場へ、またひとつ階段を上がる。
突然の発表だった。現地時間午後4時6分。球団が公式Xで「大谷翔平は火曜日(27日=日本時間28日)に、オープン戦の本拠地・Wソックス戦でデビューする」と投稿した。その約15分前、ロバーツ監督は「試合にいつ出るか私は知らない」と話していたが、球団がオープン戦にもかかわらずデビュー戦を大々的に発表する異例の扱いとなった。
また、NHKもすぐさま反応した。わずか約3時間後、日本時間28日午前5時から「NHK BS」で急きょ生中継することを発表した。日本国内での注目を受け、こちらも異例の対応で“朝イチから大谷”を決めた。
調整は順調だ。この日は4度目のライブBPで3打席。ファンやメディアが内野付近に入れないグラウンドで行われた。前回、このグラウンドを使用した際には報道陣は入れたが、この日はNG。“鉄のカーテン”が引かれたかと思われたが、実は外野からは丸見えだった。
1打席目は背番号17を譲ってもらい、お返しにポルシェを贈ったことで話題になった救援右腕・ケリーに見逃し三振。その後も快音は響かず、3打席で無安打2三振だった。だが、4球のファウルなど積極的にスイング。フリードマン編成本部長は「全てが素晴らしい。とてもよくやっている」、ロバーツ監督も「とても良かった」と太鼓判を押した。
ここまで、ライブBPを4度で9打席。開幕までに50打席に立つことを目安にしているが、室内での映像付きマシン打撃での打席数も含まれるとしており、今後オープン戦で打席に立てば3月20日の開幕戦までに余裕を持ってこなせる。
昨季は右脇腹を痛めたため、9月3日(同4日)の敵地・アスレチックス戦が最後の出場。右肘手術、エンゼルスからド軍への移籍もあり、177日ぶりの対外試合出場となる。同試合、Wソックスは24歳左腕で21年に2打席2三振に倒れたクロシェットが先発予定。チームのオープン戦6戦目。ベッツ、フリーマンとMVPトリオが初めてそろって出場する見込み。新天地での本格スタートを切る時が、やってくる。(安藤 宏太)
2024-02-26 17:00:00Z
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