第100回箱根駅伝(読売新聞社共催)は3日、青山学院大が往路、復路とも制する盤石の強さで2年ぶり7回目の総合優勝を果たした。2年前の青学大の記録を大きく上回る大会新記録で、2年連続3冠を狙った駒沢大に圧勝した。各区間を振り返ると改めて青学大の強さが浮き彫りになった。(デジタル編集部)
駒沢大は、今季の大学3大駅伝の出雲駅伝と全日本大学駅伝を、1区から先頭を譲らない「完全優勝」で制するなど、実力が抜きんでているとみられていた。実際、箱根でも1区で篠原倖太朗(3年)が区間賞。対する青学大は35秒差の9位と出遅れていた。
ところが、花の2区で成長株の黒田朝日(2年)が、駒大のエース鈴木芽吹(4年)を13秒上回る好記録で区間賞を獲得し、2位に順位を上げると、3区では学生長距離界ナンバーワンとも言われる駒大の佐藤圭汰(2年)に、1万メートルのベストタイムでは50秒も下回る太田蒼生(3年)が競り勝ち、トップに躍り出た。あとは各選手が駒大との差を徐々に広げ、最終的に6分35秒の大差をつけた。
両チームの区間順位を見てみる。
青学大=往:9・1・1・1・2、復:2・3・1・1・2
駒沢大=往:1・2・2・6・3、復:12・4・4・5・4
各区間の直接対決で言えば、2区以降は青学大の選手が駒大に9連勝した形だ。往路を終えた段階で駒大の藤田監督は「ある程度、想定した中で走ることはできたと思う」と話した。往路は昨年を上回る好タイム。復路も2位と悪くはなかった。山下りの6区で差を広げられたことが痛かったが、まずまず安定していた駒沢大を青学大の「負けてたまるか大作戦」が
原監督自ら「駒大1強」と言うなど、絶対的な優勝候補に青学大の1人ひとりの選手が全力で立ち向かった。その結果、「9勝1敗」という結果で強敵を倒した。
2024-01-03 06:32:00Z
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