エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが大谷翔平投手(29)の現状について、試合前に取材対応を行った。多くの追加情報はないと前置きした上で、「彼はプレーを続ける。セカンドオピニオンに関しては、まだ話し合っている」と明かした。

大谷は23日(同24日)、レッズとのダブルヘッダー第1試合に先発し、今季最短1回1/3で降板した。その後の検査で、右肘の靱帯(じんたい)損傷が発覚。残るシーズンでの登板を断念することとなった。ダブルヘッダーの第2試合では打者で出場。5打数1安打で、二塁打を放った。

チーム移動日を1日挟み、敵地でのメッツ3連戦ではDHで出場する。ミナシアンGMは「彼は今年も特別なシーズンを送っている。チームにとっても、すごく大きな存在。彼は競技者であり、プレーしたいと思っている」と語った。

大谷は5年前の18年シーズンでも2度、右肘に損傷が発覚した後に打者としてプレーを継続。同GMは「彼はこのようなケガをして、プレーを続けた経験がある。打者ミーティングにも参加して、今日の試合に集中している」と話した。