7月23日(日本時間24日)にポーランドのグダニスクで行われたバレーボールネーションズリーグ(VNL)2023、 男子ファイナルラウンド3位決定戦、イタリア戦の石川祐希主将のコメントをお届けする。
――試合が終わった瞬間、パッと目の前に広がった光景を見て思ったことは?
石川:ボールが落ちる瞬間を見て、嬉しいの一言でした。昨日負けてしまって、もうここで勝つしかなかったですし、絶対にメダルを取りたいという思いを持って、この試合に臨んだので。
簡単な試合ではないですし、イタリアが去年の世界選手権で優勝してるチームなので、非常に難しいタフな試合だったんですけど、1、2セット目、非常にいい展開で、2セット目が取れたのが大きかったと思います。フルセットになれば15点ですし、こちらでも勝負はあるなって思っていたので、そこでまず少し安心してしまったのと、3セット目、その安心がちょっとプレーにも出てしまって、ほんとに少しでも気を抜いたら簡単にやられてしまう相手だったので…。
でも、5セット目、そこを切り替えて、このいちばん最後で、体力も苦しいところで、このようなパフォーマンスを僕だけじゃなくて全員することができたっていうことは、いい経験になったと思いますし、このメダルを取るか取らないかが、今後、僕たちの強さに非常に大きく影響してくるので。もちろん、メダルが取れたから、この先勝てる保障があるわけではないですが、非常に自信のついた試合になりました。
――第5セットに入る時は、特に切り替えっていうところで、みんなに声を掛けたりしましたか?
石川:もうみんな疲れていましたが、それは向こうも一緒ですし、少しでもエネルギーを緩めてしまったりすると難しかったので、そこはもう、持ってるものは全て出し切るということと、あとはイージーボールだったり、ブロックフォローだったり、そういったところの精度を上げてプレーすることが大事だと。
あと、リバウンドが非常に取れていたので、リバウンドを取って、その後の1球目が少し時間がなく、返球が少し低かったりもしたので、そこをしっかりゆっくり時間を作って、何度でも何度でも体勢を作って、難しかったら勝負しに行かなくてもリバウンドをとって、自分たちが勝負できる展開に持っていければいいというふうには話しました。
あと5セット目、サーブをもう一度、 自分たちのサーブでフローターはしっかり上げて狙って、ジャンプサーブに関しては、疲れていてジャンプが落ちてしまっていたので、なかなか入らなかったりしたと思うんですけど、もう一度しっかりジャンプすることから意識して、サーブを強く打ってと話して…。そしたら宮浦選手が1発目から、とんでもないサービスエースでした(笑)
2023-07-25 02:46:27Z
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