井上尚、４団体統一後も「Ｓバンタムとどまる」 ２団体王座獲得から一夜明け会見 - 産経ニュース

井上尚、４団体統一後も「Ｓバンタムとどまる」 ２団体王座獲得から一夜明け会見 - 産経ニュース

一夜明け会見を終え、ポーズを決める井上尚弥＝神奈川県横浜市の大橋ジム（撮影・戸加里真司）

ボクシングのスーパーバンタム級２団体王者となり、世界４階級制覇を達成した井上尚弥（大橋）が８回ＴＫＯ勝ちしたスティーブン・フルトン（米国）戦から一夜明けた２６日、横浜市内で会見し、「きつきつになるまで、この階級にいようと思う。無理して階級を上げることは考えていない」と当面はスーパーバンタム級にとどまる意向を示した。

井上尚は昨年、１階級下のバンタム級で主要４団体の王座を統一。陣営はスーパーバンタム級の残る２団体のベルトを持つマーロン・タパレス（フィリピン）と年内の４団体王座統一戦を目指して交渉する構えだが、井上尚は「年内に（試合が）決まり、いい結果が出たとしても、とどまろうと思う。しっかりスーパーバンタムで体をつくっていきたい」と述べた。

所属ジムの大橋秀行会長は４団体統一後の対戦候補に元世界王者のジョンリール・カシメロ（フィリピン）やルイス・ネリ（メキシコ）を挙げ、その後フェザー級へ階級を上げる構想を披露した。海外ではさらに上のスーパーフェザー級を含めた世界６階級制覇を期待する報道もあるが、井上尚は「（報道する側にとっては）人ごとですからね」と笑い飛ばした。

井上尚弥、世界４階級制覇達成　スーパーバンタム級初戦で８回ＴＫＯ

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2023-07-26 08:08:25Z
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