ヤクルト〝村上封じ〟ようやく オリツクス・若月捕手の〝腹くくったリード〟が反撃の材料に 日本シリーズを福留孝介氏が特別解説（1/2ページ） - ZAKZAK

ヤクルト〝村上封じ〟ようやく オリツクス・若月捕手の〝腹くくったリード〟が反撃の材料に 日本シリーズを福留孝介氏が特別解説（1/2ページ） - ZAKZAK

若月（左）が腹をくくったリードで村上に力勝負を挑み一矢報いた＝２６日、京セラドーム

「ＳＭＢＣ日本シリーズ２０２２」は２６日、京セラドーム大阪で第４戦が行われ、オリックスが３回に奪った１点を守り切ってヤクルトに初勝利。対戦成績を１勝２敗１分けとした。今季限りで現役を引退した中日・福留孝介外野手（４５）がこの熱戦を特別解説。オリックスが相手の４番・村上をようやく力で押さえ込んだことで、反転攻勢の足がかりをつかんだと分析する。

オリックスが最少得点差で今シリーズ初勝利。陰の立役者は若月の絶妙なリードです。

１―０の５回１死三塁のピンチで、中嶋監督は「三振の取れる投手で」と先発の山岡を７０球で降ろし、速球とフォークが武器の２年目・宇田川優希投手（２３）に継投。シーズン中では考えられない、短期決戦ならではの采配でしたが若月は山崎、山田を速球で連続三振に封じます。続く６回も続投し、対戦した村上宗隆内野手（２２）には結果は四球でしたが、すべて直球勝負で挑みました。

後を受けた山崎颯一郎投手（２４）も、８回の村上の打席では真っすぐだけで左飛に抑えました。前日の第３戦では伏見寅威捕手（３２）が、先発宮城の緩い変化球で村上の打撃を崩しにかかりましたが、この日は一転した配球が顕著。若月は第１戦でエース山本とバッテリーを組み、オスナに浮いたカットボールをスタンドに運ばれた反省の跡が見えるリードでした。

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2022-10-27 02:49:22Z
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