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Monday, August 1, 2022

アマチュアV、新人賞…古江彩佳の米ツアー初勝利への道のり - ゴルフダイジェスト・オンライン

アマチュアV、新人賞…古江彩佳の米ツアー初勝利への道のり - ゴルフダイジェスト・オンライン

◇米国女子◇トラストゴルフ スコットランド女子オープン 最終日(31日)◇ダンドナルドリンクス (スコットランド)◇6584yd(パー72)

古江彩佳が22歳で米女子ツアー初優勝を飾った。昨年末のQスクール(予選会)を突破し、本格参戦1年目でさっそくタイトルを獲得。日本女子ツアーでアマチュア優勝を達成、プロ転向後も着実に勝利を重ねる輝かしいキャリアを振り返った。

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■史上7人目のアマチュア優勝

両親の影響で3歳でゴルフをはじめ、兵庫・滝川第二高時代はナショナルチームの一員として日の丸を背負った。日本ツアーで優勝争いにも加わり、2019年10月の「富士通レディース」で史上7人目のアマチュア優勝を達成。プロテストを介さず、翌週に日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)に入会した。さかのぼること同年6月の「日本女子アマチュア選手権」では大会主催者の幹部のミスでクラブのシャフトが折られるトラブルもあった。

■プロ転向 国内ツアーでシーズン6勝

プロとして本格的な一歩を踏み出すはずだった2020年は新型コロナウイルス感染拡大のため、国内ツアーの開幕が6月にずれ込んだ。6試合目の9月「デサントレディース東海クラシック」でプロ初優勝。さらに11月に2連勝した。シーズンが統合された翌21年も10月以降の4試合で3勝を挙げ賞金ランキング2位。最優秀選手賞と新人賞を獲得した。

■欧州で米ツアー挑戦を決断

2021年は「東京五輪」の日本代表候補、賞金女王の座を稲見萌寧と争った。結果的にどちらも逃したものの、4位に入る活躍を見せた7月の「アムンディ エビアン選手権」が、海外ツアー挑戦を志すきっかけになった。日本ツアーのシーズン終了直後の12月、米ツアーのQスクール渋野日向子らとともに受験し、7位で通過した。

■連続予選通過 マッチプレー準優勝

成功も失敗も楽しみたい」と胸を躍らせ2022年にツアーメンバーとして米ツアーに参戦。18位だったデビュー戦、1月「ゲインブリッジLPGA」以降、ストローク戦で9試合続けて予選を通過した。10戦目の5月「バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー」で決勝戦に進出。チ・ウンヒ(韓国)に敗れたものの、シーズン初のトップ10入り(2位)で、ポイントランクによる来季のシードを手中に収めた。

■本格参戦から16試合目で初優勝

6月のメジャー「全米女子オープン」と「KPMG全米女子プロ」で予選落ち。悔しさを跳ねのけ、一時帰国してから欧州入り7月末の「トラストゴルフ スコットランド女子オープン」で初優勝を飾った。首位に4打差9位で迎えた最終日に10バーディ「62」をマーク。逆転で米ツアー優勝経験のある選手たちを下し、ゴルフ発祥の地・スコットランドでカップを掲げた。

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2022-08-01 05:09:04Z
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