エンゼルス大谷翔平投手(28)が「3番DH」で出場し、3試合連続のマルチ安打をマークした。

4点ビハインドの6回2死、4番手の右腕トリビノと対戦。初球、内角直球を引っ張り、右前に運んだ。その後、4番レンヒーフォの打席で二盗を試みたが、捕手ヒガシオカの好送球に阻まれ、タッチアウトとなった。

9回1死の第4打席は左腕ペラルタと対戦し、3球目の内角直球を逆方向へ運んだ。三塁線を破る一打で、二塁へ到達。その後、5番ウォードの右前適時打で4点目のホームを踏んだ。

第1打席は1回2死、右腕タイヨンと対戦。カウント2-2から高めのカットボールに手を出し、ハーフスイングで空振り三振を喫した。

第2打席は4回無死、2番手の右腕ワイサートと対戦し、カウント1-2から低めのチェンジアップを空振り。2打席連続三振となった。

前日は2試合連続アーチとなる決勝29号2ランを放ち、チームの4連勝に貢献。ヤンキースの主砲ジャッジとア・リーグMVP候補の対決も注目され、両者ともに本塁打で大勢のファンを沸かせた。

この日はジャッジが4回2死一、二塁の第3打席でリードを5点に広げる51号3ラン。各打席でMVPコールが起こる中、期待に応える1発を放った。

大谷は4打数2安打で、ジャッジは5打数3安打1本塁打3打点。MVP候補の対決第2ラウンドはジャッジに軍配が上がった。エンゼルスは7失点で連勝が4で止まった。