[シントラ(ポルトガル) 29日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は29日、インフレに対処のため必要であれば「力強く」行動する以外にも選択肢があると述べた。
同総裁は欧州中央銀行(ECB)のフォーラムで、「もっとやらなければならない状況もあるだろう」と発言。ただ、8月の次回会合については、まだそこまでは至っていないとの見解を示した。
その上で「それが唯一の選択肢と考えるべきではない」とも述べた。
英中銀は16日、政策金利を0.25%ポイント引き上げ1.25%とした。また、物価高の悪影響を阻止するため「力強く行動」する用意があると述べた。
金融市場は、中央銀行が8月に0.50%ポイントの利上げを行う可能性を80%とみている。
ただ同中銀は需要の見通しも弱いとしており、ベイリー氏は英国経済が転換期にあり減速し始めていることは「非常に明白」だと述べていた。
ベイリー氏はまた、最新のデータは物価上昇がモノからエネルギーおよび食品価格にシフトしていることを示しており、中銀は「極めて注意深く」見ていくと述べた。
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