◆明治安田生命J1リーグ▽第9節 横浜FM4―2川崎(23日、日産スタジアム)
横浜FMはホームで川崎を4―2と下し、今季初勝利を収めた。前半は0―1で折り返したが、FWエウベルとFW仲川輝人が2ゴールずつを決めた。
前半32分に守備ラインの統率が曖昧になり、失点を喫した。それでも後半12分にMFマルコスジュニオールのアーリークロスにエウベルが頭を合わせ同点ゴール。1分後にエウベルのクロスに飛び込んだ仲川が右足を合わせて追加点を挙げた。
勢いづくと同19分、再びエウベルがグラウンダーのミドルシュートを放って3点目。2―3の同33分には、仲川がペナルティーエリア左から右足を一閃(せん)した。「練習でも入ったことないくらいのシュートだった。10回に1回出るかくらいのシュート。自分たちの流れを引き戻せた点」というゴール右上に突き刺すスーパーシュートで突き放した。
直近5年で王座を獲得している両チームが激突した「神奈川ダービー」で大きな白星をつかんだ。横浜FMが川崎に勝利するのは優勝した19年以来となる。仲川は「開幕戦に続いて得点はできたけど、開幕戦はドローという結果だったので、今日は絶対に勝ちがほしかった試合。ダービーだし、こういった場面で自分が点を決められたことは良かった。(川崎に)去年も負けた試合はあったし、ホームで絶対勝ってやろうとチーム一丸でもぎ取った勝利。本当にうれしい」と喜んだ。
得点王を獲得した19年以降、直近2年はリーグ2得点ずつと納得のいくシーズンではなかった。「ここ数年ふがいないシーズンを過ごしていた。勝負の年だと思ってはりきっている」と思いは並大抵のものではない。今シーズンの行方を占う一戦で、Jリーグ最高峰の争いを制した。王者から奪った白星は、チームに自信をもたらすはずだ。中3日のアウェー・柏戦に向け仲川は「連戦が続くので、体のケアをしてチーム一丸となってまた連勝できるように」と力を込めた。
2022-02-23 07:33:00Z
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