Pages

Thursday, December 30, 2021

制服に選択肢、道内でも広がり 性的少数者に配慮 公立高139校で女子スラックス可、男子スカート可は16校:北海道新聞 どうしん電子版 - 北海道新聞

 性的少数者に配慮する観点から制服に選択肢を設ける動きが道内の公立高で広がりつつある。道教委の今年8月の調査では、制服がある180校のうち139校が女子の制服としてスカートだけでなくスラックスを認め、55校が性別の違いで異なる制服にはしない「ジェンダーレス制服」の導入を検討していると回答した。専門家は「選択肢を増やすだけでなく、自由に選んでいいという社会通念の醸成が急務だ」と指摘する。

 道教委は制服を巡る性的少数者への配慮や見直し状況を把握するため、道立高全192校を対象に調査。女子のスラックス着用を認める高校は、2018年の調査に比べ42校増え、139校だった。その理由(複数回答)に124校が「防寒対策」、121校が「性的少数者への配慮」、83校が障害などに配慮する「身体的事情」をそれぞれ挙げた。実際に着用した女子生徒は昨年度1727人いた。

【関連記事】
⇒小中広がる男女混合名簿 釧路管内全公立校で導入
⇒函館市、LGBTへの理解促進 職場に専門家派遣/市民向けの講演会

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 制服に選択肢、道内でも広がり 性的少数者に配慮 公立高139校で女子スラックス可、男子スカート可は16校:北海道新聞 どうしん電子版 - 北海道新聞 )
https://ift.tt/3pGQWmA

No comments:

Post a Comment