大学入試センターは24日、2025年からの大学入学共通テストで出題する教科・科目を発表した。初めて出題されるのが、新しい高校学習指導要領で必修科目となる歴史総合、地理総合、公共、情報の4科目だ。公表されたサンプル問題をみると、今年1月に初めて行われた大学入学共通テストの出題傾向と同じく、複数の資料や会話文などを読ませたうえで解答させる問題が目立った。
全問マークシート方式だが、例えば公共では、四つある回答の選択肢だけで丸1ページに及ぶ問題もあり、限られた時間内に多くの資料や文章を読みこなす必要がある。各科目で大問が2~3ずつ公表され、問題のページ数は歴史総合が17ページ、情報と地理総合が各18ページ、公共が26ページに上った。
歴史総合は世界史と日本史を統合し、18世紀以降の近現代史を重点的に学ぶ。サンプル問題では、東西冷戦時代初期の欧州や日本の状況を示す資料や会話文をもとに「自由」の解釈を問う問題や、オスマン帝国憲法と大日本帝国憲法、清でつくられた憲法原案の共通点や違いなどを問う問題があった。
地理、公共、情報は…
選択科目だった地理も、22年…
2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら
からの記事と詳細 ( 選択肢四つで1ページの問題も 25年からの共通テスト - 朝日新聞デジタル )
https://ift.tt/3reqQF5
No comments:
Post a Comment