局面では激しい肉弾戦が行なわれたこの一戦、『Opta』社のスタッツによれば、前半のファウル数「24回」は今シーズンの欧州5大リーグで最多だったという。このデータを紹介したスペイン紙『AS』は、90分間での「37回」も非常に多いと指摘。「事実上チャンスはなく、退屈なゲームだった」と伝えている。
両チーム最多タイの4度のファウルを受けた久保は、“最大の被害者”のひとりと言えるだろう。57分には、カウンターでボールを持ち運んだマルク・ククレジャから、右サイドでパスを受け、切り返しでかわそうとした際にマヌ・ガルシアに激しいタックルを受け、痛みに悶えるシーンもあった。
そんななかでも、あからさまに腕を引っ張られながらも突破を図ってパスを出すなど、技術の高さをみせた場面も。厳しいマークのなか、どれだけ違いを作り出せるか。他にも、攻撃のタレントが豊富だったビジャレアル時代とは違う課題に直面していると言えるだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2021-02-01 03:00:28Z
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