新型コロナウイルスの感染が再び拡大している。冬に向けて気温が下がるとともに、湿度も下がり、ウイルスが活動しやすい環境が整うのが原因の一つだ。
コロナ禍においては、「3密」(密閉・密集・密接)の回避をはじめとした「感染しないためのノウハウ」や「感染させないためのノウハウ」が蓄積されてきた。その一つとして、室内換気の重要性は、多くの人の共通認識として定着している。
ダイキン工業の調査によると、コロナ禍で「換気への関心が高くなった」という人は79.2%に達し、緊急事態宣言解除後も家で換気を実施している人は88.0%に達するという。
また、換気に関する同社への問い合わせ件数はコロナ禍で急増している。2020年4月時点では前年の約1.5倍となり、6月には約3倍にまで拡大したという。
同社は、「政府は、感染拡大を避けるためには、こまめな手洗い、マスクの着用、ソーシャルディスタンスとともに、換気の重要性を示している。人が過ごす空間に換気は欠かせない。換気に対する意識は生活をする上での行動の一つとして定着している」と語る。
だが、換気のための時間や回数を増やすと、夏季や冬季は、調整された室内の温度環境が崩れる可能性がある。夏場はエコアンで冷やしたり除湿したりした室内環境が、冬場は暖めたり潤いを持った室内環境が、窓やドアを開けて換気することで失われてしまうからだ。
一方で、エアコンをつけていれば換気ができているという勘違いも多い。実は、換気機能は一部のエアコンにしか搭載されていない。換気ができるエアコンを発売しているダイキン工業の調査でも、「エアコンは換気ができないことを知らない」という人が54.4%いた。
同社では、「新しい生活様式への対応として、換気の重要性が増しており、換気機能を搭載したエアコンに対するニーズは高い。20年度上期のエアコンの出荷台数は業界全体では前年同期比2%増だったが、ダイキンではそれを上回る5%増となっている。空気の『質』に対する関心の高まりや、在宅ワークなどの巣ごもり需要によって、エアコンの買い替え、買い増しが進み、その中でダイキンの『換気ができるエアコン』が市場に受け入れられた」とみている。
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December 01, 2020 at 01:00AM
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冬の暖房、どうする換気 対応エアコンの選択肢広がる|MONO TRENDY|NIKKEI STYLE - 日本経済新聞
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