セルタとの残留争い直接対決に5-1で大勝、久保は2アシストを含む4ゴールに絡む活躍
スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は現地時間6月30日、リーガ・エスパニョーラ第33節のセルタ戦に9試合連続でスタメン出場し、2アシストを含む4ゴールを演出。チームにとって今季最多得点となる5-1の快勝に大きく貢献した。降格危機に喘ぐチームの希望の光となる活躍に、スペイン紙「ラ・バングアルディア」もキーマンとしての役割を果たしたと称賛している。
この日は2列目右サイドでキックオフの笛を聞いた久保。1-0で迎えた前半27分に左サイドに流れてFWクチョ・エルナンデスにパスを供給し、チーム2点目につなげると、同40分には久保の仕掛けで相手2人を引きつけつつ中央へ折り返す。これをMFアレハンドロ・ポソが鮮やかな左足シュートを突き刺し、久保にアシストがついた。
後半に入ってもマジョルカは、流麗な攻撃を見せる。1点を返された直後の後半7分には、久保が再び相手2人を引きつけてMFサルバ・セビージャにパスを送り、最後はFWアンテ・ブディミルがこの日2点目を決めて4-1に。そして仕上げは同15分、久保のキープからのパスを受けたセビージャが、絶妙なコントロールショットを決めて勝負あった。
シーズンを通じて攻守とも1部のレベルに苦しみ続けたマジョルカだったが、この日は今季随一とも言える内容と結果を残した。同紙によると1部での大勝は、2008年3月のレクレアティーボ戦の7-1以来のことで、ゴールを決めたブディミル、エルナンデス、ポソ、セビージャを「ビセンテ・モレノ監督が降格を回避するために構築すべき4本柱だ」と記すとともに、久保についても「5人目のキーマンである」と名指しで称賛している。
残留を争うセルタとの“シックス・ポインター”を制したことで、なんとか生き残ったマジョルカ。奇跡の残留のためには、久保の活躍が必須となるだろう。
2020-07-01 02:25:02Z
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