MF久保建英にオファーを送ったクラブの中で、所属元のレアル・マドリーが最も気に入っているのはソシエダのようだ。スペイン『アス』が伝えている。
期限付き移籍しているマジョルカで今季リーガ・エスパニョーラ29試合に出場し、3ゴールを記録。レアルは当初、Bチームであるカスティージャに所属させる予定だったが、考えを変えてレンタル移籍させたことが奏功した。久保の適応の早さに驚くと同時に、1年目として期待以上のパフォーマンスを披露していることに大満足しているという。
19歳MFには国内外のクラブから続々とオファーが届いている。レアルは久保をもう一段階レベルアップさせるため、来季は欧州カップ戦に出場するチームへのレンタルを考えているようだ。その中で「ソシエダはこの若きスターにとって、これまでで最も興味深いオファーだ」と同紙はレポートしている。
ソシエダは第32節終了時点でUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の6位ビジャレアルと4ポイント差の7位。レアルとの関係は良好で、今季は“ノルウェーの神童”ことMFマルティン・エーデゴーアが貸し出されている。若手に対して積極的に出場機会を与える方針や志向する魅力的なサッカースタイルも、久保の次のステップとして適していると見られているようだ。
同紙によると、最終的には久保の決断に委ねられるとのこと。その一方で「これはマドリーが彼について喜んでいる点の1つだが、彼はクラブのアドバイスを快く受け止めてくれる青年であり、いつもクラブと手を取り合っている。もし彼がアノエタ(ソシエダの本拠地)以外の場所に移籍することを決めたとしても、マドリーはそれを尊重するだろう。しかし、ベルナベウでは彼に与えるアドバイスが大きな重みを持つことも知られている」とクラブ側がソシエダ行きを勧める可能性もあると示唆した。
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2020-06-30 02:40:55Z
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