フィンランドの通信大手ノキアが、第5世代(5G)通信設備をめぐる競争激化に対応し、合併や事業売却などの「戦略的選択肢」の検討に着手したことが分かった。5G市場を争う3強の一角、スウェーデンのエリクソンなどライバルとの特定分野における事業統合や提携も検討する可能性がありそうだ。
関係者が明らかにした。ノキアは複数のアドバイザーを起用したという。エリクソンなどとの事業統合や提携を行う可能性をめぐっては、雇用維持を迫る政治的圧力や規制当局による反トラスト法(独占禁止法)の調査など大きな壁に直面するとみられる。また、ノキアと直接競合するライバルの数は限られるため、同社が全面的な展開を求める場合、IT企業や通信会社など別業種の関与を検討する必要もありそうだ。
昨年12月にノキアのシラスマ会長の退任が発表され、同社の重大な変更をめぐる臆測が飛び交った。5Gをめぐり、ノキアはエリクソン、中国の同業、華為技術(ファーウェイ)と熾烈(しれつ)な競争を繰り広げている。
こうした中、バー米司法長官は今月、中国勢による5G支配への脅威に対抗するために米国はノキアかエリクソンへの投資を「積極的に検討すべきだ」と発言したが、クドロー米国家経済会議委員長が「米政府は企業買収に携わらない」と否定した経緯がある。
ブルームバーグ・インテリジェンスの通信担当アナリストらは「ノキアは低価格5G用機器の開発に手間取って成長、利益への回帰が遅れ、競争力が低下。獲得していた受注を失う可能性がある」と指摘した。(ブルームバーグ Ed Hammond、Dinesh Nair)
"選択肢" - Google ニュース
February 28, 2020 at 12:00PM
https://ift.tt/2TlurCC
ノキア、エリクソン統合も 競争激化で「戦略的選択肢」を検討 - SankeiBiz
"選択肢" - Google ニュース
https://ift.tt/369mxRc
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
No comments:
Post a Comment